古墳時代
勾玉(内田ヶ谷中郷遺跡)
行田市のさきたまに古墳群が作られた頃(約1400~1500年前)、加須市でも集落や古墳が各所に見られたようです。
加須地域樋遣川地区には3基の円墳が残っており、特に騎西地域の上種足<かみたなだれ>では全長40mの前方後円墳<ぜんぽうこうえんふん>が造られ、そのほか5基の円墳<えんぷん>とあわせて種足古墳群<たなだれこふんぐん>があったようです。
また、そのころ外川<そとかわ>では数軒の家により萩原<はぎわら>ムラが営まれていました。
加須地域では、墳丘がのこる古墳が樋遣川<ひやりかわ>に3か所あります。
また、御諸塚〈おもろづか〉の西にあったと言われる宮西塚<みやにしづか>からは鏡や馬具が出土しています(加須市指定有形文化財)。
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