山車
本町の山車(蘭陵王の山車)
本町の山車は、文久(ぶんきゅう)2年(1862)年に江戸日本橋の通油町、田所町、新大阪町の三町合同により新たに作られたもの、いわゆる「江戸型鉾山車」といわれています。人形は、三代目仲秀英の作といわれ、人形に付ける蘭陵王面は高村東雲作で鎌倉八幡宮の面を模したものといわれています。
明治に入ると、東京では電柱と電線がひかれ、山車の巡行が困難となり、明治16(1884)年に清水善兵衛が中心となって加須の本町が買い取りました。今では、山車は夏祭りのシンボルとして本町町内を巡行しています。
昭和47(1972)年に加須市の有形民俗文化財に指定されました。
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