木造毘沙門天立像


市指定有形文化財
住所:本郷小反前
所蔵・管理:鷲神社氏子
指定年月日:昭和52年3月16日


垂髻に天冠台を付けた甲冑姿の像で、正面を向いて瞋目し口を強く結びます。左手に宝塔、右手に三叉戟を振りかざし、腰をひねって邪鬼を踏み、邪鬼は虎皮の褌で岩座にうずくまります。下地は黒漆で頭髪や邪鬼に彩色があり、光背は宝輪光、台座は石材です。後世の悪彩色や補修で像容は損なわれますが、彫技は堅実で古格も感じられます。ただし甲冑形式の簡略化から近世の作とみられ、昭和27年修理で漆箔・邪鬼・光背などが補われています。