木造聖観音菩薩立像
市指定有形文化財
住所:飯積新屋敷
所蔵・管理:正音寺
指定年月日:昭和48年12月4日
頭部は豪華な宝冠で飾られますが、天冠台を隠す位置にあり、後補時の取り付け違いが疑われます。顔はふっくら整い、張りの少ない上瞼と上がる目尻、高い鼻などが特徴です。口元は水平に近く三道の起伏も控えめです。右手は後補とみられ、左手や足先は女性的で若々しい肉付きが表されています。衣文彫は浅い起伏と鋭い布端で薄布感と体線を巧みに示します。『新編武蔵風土記稿』には弘法大師の作とあるものの、実際は室町時代の作です。昭和43(1968)年にの修復の際、元禄10(1697)年9月修復の奉加帖が見つかりました。
